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ゴルファイブ GOLF V LIFE ~ゴルフ5と暮らしながら時々バイク~

ブリーザーホース/ブローバイの処理~Volty Type1~

      2017/11/01

キャブもエアクリも車体から外しバラバラに分解して、適宜オーバーホールなどをしている時にふと色々と考えたことがあったので、ついでと言ったらアレですが、その諸々を書いていきたいと思います。
(O/Hの作業内容詳細は後々投稿していきます)


・ブリーザー/ブローバイガスに関する無駄話
<ブリーザーホースの長さ>
ブリーザーホース(以下Breather=Bホース)とブローバイ(以下Blowby Gas=Bガス)について今回はアレすることとするかしないか。
ボルティーはクランクケース(以下Crankcase=Cケース)とエアクリーナーボックスを繋ぐBホースの長さが割と短い(標準的なのかもしれませんが)です。
:Bホース :エアクリBOX :ドレンホース(普段閉)

Bガスと言えど完全なる気体ではなく、大気開放にする/しないにせよ、それらを液体にも成り得る状況を作ってしまうことがあります。もしBホースが超ロングだとどうなるでしょうか?排出されるまでの経路が長ければ冷やされる物質量も冷却面積も当然増えます。すると途中に何が生まれるでしょうか?そうです。水気ですね。
Bホースが長いことに加え、E/G側へ向かうような勾配が多少でも付いている場合、その水などがCケース内に入り込むことがあります。よって、Bガスはなるべく冷えないうちに何とかするのが望ましいです。
…というか「ガス」と言っておきながら、殆どオイルのような気がしますが。

<気体以外の処理>
それを敢えて逆手に取って(?)いるのがご存知オイルキャッチタンクです(ドゥカティなんかは標準装備されてますよね)。この構造としては、内部が大抵2部屋程に分けられている箱や筒の空間にブローバイガスを入れある程度冷却させ、オイルその他成分とガスを分離させます。還流的なことですね。

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↑手軽なものではキジマから¥1,000程度で出てますね。自作するのが面倒な方には良いかもしれません。

↑洒落てるアルミ製のものでもリーズナブルです。

社外のオイルキャッチタンクを装着している車両に毒キノコ(剥き出しエアクリ)を栽培している車両が多いのはそのためです。純正エアクリBOXを撤去しているんですから。

<吐出と吸引>
BホースがエアクリBOXに繋がっている場合、主にスロットル開時はエアクリ側の負圧によってBガスがスムースに吸引されると思いますが、大気開放する場合こうはいきません。
但し、エアクリBOX内の圧力とCケース内の圧力差を考えると、エアクリBOX側で毎度毎度ブローバイガスを吸引するのかと言えばそんなことは無い訳で…。
また、先程からCケースからのBガスが吐出する云々言っていますが、ピストンが上死点へ到達する時に負圧になるため、実は吸入もしています。つまり単に大気開放をすると、エアクリ側+Cケース側からの直吸いという2WAY状態となります。
もう一度BホースとエアクリBOXが繋がっている状態の話に戻りますが、この場合はしっかりとフィルターを通過し濾過された空気をエンジンが吸入することになります。しかし、安易な大気開放はCケース側から直接空気を吸入することになっていまい、場所が場所であればチリやゴミなども吸入しかねません。


<ブローバイガス発生ポイント>
ここまでだらだらとBホースやBガスについて書いてきましたが、この件は以前にもサラっとですが触れていました。
クルマの場合は大抵ヘッドカバー側に付いているのに対し、モンキーにしろボルティーにしろCケース側です。これはシリンダーとピストンリングの隙間を吹きぬけCケースに入ってた未燃焼ガスをどうこうしようとする話なんですよね。
シリンダーとピストンリングの隙間を吹きぬけてくるガスとなると、過走行によって摩耗しているエンジンに多いことや高回転時に多く発生することは容易に想像できると思います。このガスによってCケース内圧が上昇することも分かります。このBガスを抜いてやってCケース内圧上昇を防止し、スムーズに回るようにしてあげることもBガス排出目的の1つでもあります。

<結局どうするのがベターか>
もはや何を書いてるのか自分でも良く分からなくなってますが(笑)ここまでの流れをザックリ言うと、「Bガスを出したいけど出し方を正しくしないと余計な物を入れかねない」ということになります。ではどうするか。
これはもう言うまでもありませんが、経路の一方通行化をすれば良いということですね。それを実現するために何が必要か。もちろんです。INを規制しOUTを優先するにはバルブしかありません。

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↑寺本自動車商会さんのワンウェイバルブ。

このバルブは「チェックバルブ」と言ったり「PCVバルブ」と呼んだりしますが、これさえあればこれまで散々書いてきた問題は解消することが出来ます。が、弱点もあります。それはBガスが粘っこいためにバルブの固着/劣化/破損状況よっては経路閉鎖常時開放状態になることです。こんなことになってはもはや意味がありません。
これを防ぐには定期的なメンテナンスしかなく、ブローバイが多い車両だと中距離程度のツーリング途中でもバルブ異常が発生するケースがあるようです。
ですので、結局のところはBガス→Bホース→大き目のオイルキャッチタンク→分離/還流→エアクリBOXの流れがベターなのではないかと思います。

<ブローバイガスXXXXのメリット>
結局のところ、このBガスをアレするとどういうメリットがあるかということですが…

①エアクリがすぐ汚れるのを防ぐ
②吸気温度上昇を防ぐ
③E/Gオイルの劣化が早まるのを防ぐ
④エンブレのマイルド化(バルブを入れている場合)
⑤レスポンス向上(バルブを入れている場合)
⑥パワー&トルクの向上

こんなところでしょうか。
しかしながら、①②はアリだとしても③~⑥に関しては「」な部分が多いです。

もう疲れましたのでこの辺で終了したいと思います 笑
私の結論としては、剥き出しの毒キノコエアクリを栽培しないのであれば開放したりせずデフォルトの状態を保ち、どうしてもエアクリ/フィルター/エレメントの汚れが云々…言うのであれば、オイルキャッチタンクを装着するということですかね。
(ここまでは「キャブ車」を前提にした話でしたが、一昔前のFI車や現行FI車とではこの辺りは少し違ってきますので、ごちゃ混ぜにしないようにする必要があります)


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